無眼耳鼻舌身意~般若心経の世界~
皆さんおはようございます。
今日は祝日で多くの皆さんがおうちにステイされているのでしょうね。
般若心経のタイトルを含んだ276文字の中で、毎朝写経、お唱えをしながら気になった
文字をピックアップして私なりの解説をしてみます。
無眼耳鼻舌身意 むげんにーびーぜっしんいー
仏教用語で「6根」といい、
「眼」「耳」「鼻」「舌」「身」「意」の6つは
人間がもつ6つの感覚器官のことをいいます。
眼は視覚、耳は聴覚、鼻は嗅覚、舌は味覚、身は触覚、意は物事を考える意識(こころ)
つまり、こころ(意識)は 眼・耳・鼻・舌・身体・意識 といた感覚器官も無いよといっています。
私たちは日常いろんなものを眼で見て、耳で聞いて、鼻で匂いをかいで、舌を使っておしゃべりします。そうやって身体を動かすことで様々な行動をします。そしてそこに意という思い、意識が働いています。
眼・耳・鼻・舌・身体の5つの器官と私たちのもつ意識の働きが物事を判断する基準になっています。
この感覚、意識のとらえ方は陰陽(プラスとマイナス)二極化します。
ここはよく言う「幸せを引き寄せる~~云々かんぬん」の基本中の基本です。
プラス思考の人に、生きやすい、良い、楽しい現象がどんどんおこるのは当然のことでしょう。
納豆やブルーチーズ、あなたは好きですか??
強烈なあの匂いがたまらなく好きな人もいれば、
まったく無理~~!!という人もいますよね^^
エアコンの室内の温度も人によって寒い、暑い~と感じる人も様々。
人それぞれ、感覚は様々。
しかしながらその感覚、意識この世のどこにも存在しないということになります。
コロナウイルス感染予防からこの般若心経の無眼耳鼻舌身意を考えますと
快感・不快感という気持ちから解放されることの大切さを感じます。
そもそも感覚、意識は存在しないとなると、
この快・不快は自分のものの見方考え方で自らが作り上げているということになります。
思考回路の自由解放~~
今の自分はすべて今の自分が作り上げているのですから。