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お母さんの叫び ~怒りの本質について考える~

晩御飯の買い物をしていたら、ものすごい怒鳴り声が聞こえてきた。

 

どうやら小学校1年生くらいの元気そうな男の子がお寿司のパックをひっくり返してしまったようだ。男の子が大粒の涙を流していました。

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namida

お母さんはそのお寿司をもって落っことした男の子に「弁償しないといけないでしょ!なにやってくれたんだ!!」というニュアンスの、久々に聞いた強い強い怒りの言葉。。。

 

男の子は3人兄弟の1番末っ子。上にお姉ちゃん2人。おやおや、年子かな。

お母さんの物凄い剣幕にお姉ちゃん2人は「あーー恥ずかしい。でももうお母さんのこに怒りはとめられない。どうしよう。。」

とバツの悪い顔をしていた。

 

店員に「落としたのでお金を払いますから!」

店員は「いいえ、結構ですよ。それより僕、わざとじゃないもんね。これ持って慌てて走ったら落っことしちゃったんだよね。次から気をつけようね^^」

 

優しい店員の声掛けにもお母さんはまだ興奮気味で。

「いい?わかったの??」

息子くんにものすごい形相でにらんでおりました。

 

たぶんあの場にいた客のほとんどは同じことを思ったと思う。

「そこまで怒らなくても。。。(>_<)」

 

育ち盛りの子供3人。お母さん大変なんだろうな。

辛いんだろうな。

 

私もああやって感情にまかせてわたしもキレてたんか~(>0<)

 

いろいろ考えさせられました。

 

どう考えても、男の子のしてしまったことに関する怒りというより、

お母さんの心の叫び(彼女をとりまく現状のいろんな怒り、悲しみ、寂しさなどなど)が爆発しているとしか

見えなかった。。。

 

心の余裕って本当に大切なんだなあと思いました。

 

泣いていた男の子より、お母さん、大丈夫??

と、よっぽど声をかけたかった。。。(変な人ORなにかの勧誘と100パーおもわれるよな\\\\\)

 

子育て中のいろいろな思い、悩みを一人で抱え込んでおられるワーキングマザーはたくさんいるんだろうな。。。

今思うと、本当に大変だったなと思う。あの時(特に長女を生んだ時)もっと自分から同じ子育て中のお母さんとコミュニケーションをとる関係を作っていれば気持ちはどれだけ楽だったんだろう。

 

東京から越してきて(愛媛から東京にたった10年しか住んでない田舎者のくせに笑!都会風ふかしてんじゃねー!怒 )

 

自分から仲間に入ろうとしなかったこともあり、本当に長女の学年の親とは付き合いがほとんどありません。(今も)

 

そのぶん思春期を迎えた時にはもう本当に苦しかった。。。

たぶん、今日見た激しく怒っているお母さんの何倍も恐ろしい鬼の形相だったかもしれないな。

因果応報。怒りを子供にぶつけたところで、しつけもくそもない。

 

怒りの本質は、お母さん、そう。私自身の心の中にありました。

仕事、子育てを必死でしてきて、「これだけ頑張っているのに」と主人に見返りをもとめていたのです。

 

ああ、子供たちよ。そんな感情にかまけて怒りまくり、当たり散らしていた理不尽な母の下でよくぞ真っ直ぐに育ってくれたね。

 

私を母親に選んでくれて本当にありがとう。

 

今は感謝の気持ちしかありません。私が将来孫にかかわることがあれば、娘の心の余裕が持てるようにサポートしてあげたいなあと心からそう思います。

 

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